戦わないという選択

海外メディアは
日本の識者達がこぞって
ウクライナは降伏するべき
との論調で説教したことを受けて
「日本人は馬鹿なのか」
と報道したそうだ。
法治国家でなくなることが
どういうことなのか
分かっていないらしいと。

しかし、
こういうニュースを
目の当たりにするとね、
どうしても素直に
受け止められない。

僕は国のために命を失うことよりも
国を失っても命を守ることを
選んで欲しかった。。

勿論、これは僕の
勝手な願いだ。
ウクライナの人たちが
決めたことに
我々が口を挟む資格などない。
彼らは
EUから見捨てられ、
NATOから見捨てられ、
アメリカからも見捨てられ、
それでも国を守るために
戦っているのだ。
そんな決死の覚悟を持っている
人たちに対して
安全な場所にいる我々が
安全なところから
とやかく言うことはできない。
いや、言うべきではない。

だから、自分の国、
自国の指導者に言いたい。

日本が今後、
他国に侵略されるようなことが
あった場合、
合理的に考えて、
勝ち目のない戦いであるのなら
戦わないという選択を
選ぶべきだ。
なるべく犠牲者を出さない。
まずは生きることを
考えて欲しい。
それを切に願う。

(その前に、侵略できない仕組み作り、
戦略を練って欲しいけどね。。)

ナウシカ。落ち着け、ナウシカ
今戦えば谷の者は皆殺しになろう。
生き延びて、機会を待つのだ。」
    『風の谷のナウシカ』より