世の不条理に

youtu.be

映画『前科者』、
無料で観ました。
無料で観てしまって
よかったんだろうか
ってくらい凄い映画でした。
犯罪の負のループ、、
重く受け止めました。
そして、罪を犯すのは
ホントに本人のせい
なのだろうかと
考えてしまいました。
勿論、社会的には罪を犯した
本人の責任です。
しかし、根源的なところでみると、
その人が生まれ育った
環境というものが
大きく関わってくるのかも
しれません。
別の言い方をすれば、
私たちが犯罪者とならなくて済むのは、
「犯罪を犯さなくて済む環境」にいるだけ
の話なのかもしれないと言うことです。
例えば、ひとたび
戦争にでもなれば、
私たちも十分、
殺人者になり得るわけです。
連日、ロシア兵の残虐さが
ニュースで報道される けれども
彼らだって、戦争にさえ
ならなければ、
人を殺さずに
済んだと思うのです。
今頃、平穏な日常を送って
いたに違いありません。
だとすると。。
悪の根源はどこにあるのだろうか。
どんな境遇で生まれ
どんな環境で育つかは
本人の責任ではありません。
(だって、選べないんですから)
では、その境遇で生まれ、
その環境で育つことを
「よし」としたのは誰なのか。
神様?!
聖書を読むと罪の起源が
書いてあります。
地球が誕生するもっと前、
もともと一点の曇りもない
完全だった世界に
不可解な出来事が起こります。
「善」を装った
「悪」が生じたことです。
それは、巧妙に「善」で
覆い隠されていたので
多くの天使が騙される
ほどでした。
そして、面白いのは
神はそれをみて、
直ぐに滅ぼすことをせず、
彼ら(後のサタン)の
思うところをするようにと
命じている点です。
言ってみれば、
神のこの決断が
世の中の悲惨な出来事を
生んでいるとも
言えるわけです。
映画の中でも
「神様がいるとしたら
それはいじわるな神様だわ」
という言葉がでてくるが
宇宙一の極悪人は神とも
言えなくはないのです。
ただね、
僕はこれこそ、
福音だと思えて仕方がない。
だって、
神の決断で世の不条理が
許されているのなら、
世の不条理は必ず解決される。
僕の信じる神は
必ず責任を取って下さる方だから。