人が神を造ったというのはある意味、僕も思っているところで否定はしません。
だから色んな宗教ができあがる訳ですからね。
それこそ同じ宗派に属していながらも
神の捉え方がだいぶ違うなと驚くこともあるし。
突き詰めれば結局、自分教なんです。
だけど僕は八百万の神を信じているわけでなく、
神は唯一だと思っている。
見る個人が色々だから
色んな宗教が顕れるんだと思うんです。
ただ、それが宗教戦争に発展したり、
政治利用に使われたりと
本来の在り方と違ったものに
用いられてしまっていることは残念で仕方ないですね。
宗教って本来、もっと人の祝福となるものだと思っていますから。。
自然の荘厳さに感動したり、
宇宙や生命の神秘に畏敬の念を覚えたり、
神様に出会ったような気がして思わずその場にひれ伏したとか、
なんていうんだろう、
そういった厳かな感情というのは今、
どんどん失われているような気がするんです。
僕はそういうのに危機感を覚えてしまうんです。