失われたもの

もし、神様に
「お前を幸せにするために
3つの願いを叶えてやろう」
と言われたら
あなたは何を願うでしょうか。

お金、健康、才能

直ぐに思い浮かぶのは
こんなところでしょうか?

しかし、
お金も健康も才能もありながら
不幸せな人がいるのを
私達は知っています。
逆に、それらが全てない
にも関わらず
幸せに生きている人が
いることも事実です。

人の幸せを決定づけるものとは
なんでしょうか。

私は「人生観」だと思います。
どのような人生観を持つかで
人は幸せにもなるし
不幸せにもなるのだと思います。

式にすると
(お金+健康+才能)×人生観
です。

人生観が「0」なら全てゼロなのでは
ないでしょうか?

正しい人生観は
どのようにして手に入れることが
できるのでしょう。

「道徳」や「哲学」でしょうか。
いや、もしそれが単なる知識や
理屈だけだとしたら不十分でしょう。

もっと心の奥底から
突き動かす何かがなければ。。

そう考えると「宗教」に
たどり着くのは必然では
ないでしょうか。

「哲学」と「宗教」
これは車の両輪で
どちらも欠けてはならない
ものです。
「哲学」が方向を示し
「宗教」がそれを
推し進めるのです。

しかし、
今の日本人は
私が言うのも
烏滸がましいのだけれど
利益追従のみで
「哲学」も「宗教」も
置き去りにして
しまっているのではないか
と危惧します。

日本はいま
あらゆる面で
行き詰まっているように
見えるけれども

しかし
まず、しなければ
ならないのは

全ての日本人が
金や健康や才能を
求める前に
神の前にへりくだり
祈ること。

これではないでしょうか?